そこまでやるのか、オリンピック招致
ブログの写真がもっと大きく、鮮明になるようお願いしているのですが、なかなかうまくいかないことが更新の手を鈍らせている一因でもあります。(言い訳でもありますが、、、。)
昨日、民主党の都議さんが町会の新年会に見えました。あいさつの後、持っていた透明の袋に入っているものを参加者一人一人に2〜3個ずつ配りながら、私のところにも来ました。もしやと思いながら、持ってきたのは案の定オリンピック招致のバッジでした。分かっていつつも、「この費用どこから出ているの」と聞くと、「オリンピック招致委員会から」と答えていましたが、私たちの税金からも出ているのです。都議さん帰り際に、都民の支持率を上げるために「オリンピック招致是非のアンケート等がきたら『賛成』と答えてください」と最後まで参加者に押し付けていましたが、冷めている人も少なからずいたことでしょう。
私は、スポーツ大好きですから昨年のロンドンオリンピックも含め、夜中も観戦し日本選手の頑張りに感動し、涙も出そうになりました。でも、東京でのオリンピック開催の狙いは箱物・道路建設の開発優先で、大企業と大手ゼネコンの儲けの道です。景気も一時的には上向くかもしれませんが、それは一部の会社や人たちだけにすぎません。東日本大震災・福島原発事故の被災地では復旧・復興が遅々として進まず、みんな苛立ちを覚えています。そこにこそ国が一番に力を入れて復興がなし終え、国民のくらし向きが安定してからの開催でしたら賛成できるでしょう。