小中学校の学校間格差、ここまでとは。

6人の議員団(関川前区議も含む)手分けして、最近建て替えられた学校を除いたすべての小中学校を訪問し、校長先生・副校長先生から校舎内を案内していただき、話を聞いてきました。改築が予定されている学校でも、5〜10年後でありその間の対応をどうするのかという問題もありますし、とにかく施設面での拡充が本当に求められており、なぜここまでひどい状態を放置してきたのかと怒りながら、調査してきました。

先生方から出る声は、改築されて快適な環境となった六中とのあまりの格差です。ある小学校では、3年前の大地震時、非常階段が錆びていて危なく、使用できなかった。また、違う小学校では、トイレの男女の間仕切りが天井までの部分が開いているので音が漏れ、使いたくないという子どもたちがいるということに対し、5,6年のフロアーしか対応せず、1〜4年生のところは開いたままになっている。世界の亀山モデルと言われた液晶テレビが全教室に配備されたが、小さすぎて後ろの子どもたちは見えず、使わないまま放置され、逆に邪魔になっている。クーラーがなく、校舎内で熱中症が起きるなどあってはならない話だ。臭いトイレも体験しました。現場に行かなければわからない話をたくさん聞いてきました。

区は今年から、築30年以上経過する小中学校で、全面改築に着手するまで長期間が想定される18校を対象に、快適な教育環境とするため、27年度から3年間かけて整備工事を行うことを計画していますが、学校間格差を縮めるためにも、各学校からの要望をしっかり受け止めて、真に快適となるよう大いに後押しをしていきます。

写真は、小日台小学校と金富小学校屋上で

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