バザーの収益金、津波被災地(石巻)にお届けしてきました。
21~23日、東日本大震災で想像を絶する津波被害を受けた石巻・東松島に3度目の支援に行ってきました。バザーの収益金の一部ではありますが、役立てていただくようお渡ししてきました。
石巻市の日和山公園から見た風景は、被災した建物が全くなくなり、前日の雪で一面の銀世界でした。海辺近くには住宅も建てられないとのことで、日赤病院も海から離れた場所に再建されましたが、バスの便もきちんと確保されないなど、”以前”の生活は取り戻せていません。大規模施設が整備された場所もあるなど、一見”復興”している場所も多くありますが、住民のくらしの拠点の整備は進み始めてはいるものの、”亀の歩み”です。その中でも、7月に訪ねた東松島市奥松島の月が浜仮設住宅にいる方々が、きちんとした住宅へ移れるよう建物建設の造成が行われていることにはほっとしていて、早く進めてほしいとの思いで見てきました。
東京オリンピックが決まった途端、重機も人も被災地から東京へ移り、数が減ったとのことで、オリンピック開催の意義が本末転倒です。微力かもしれませんが、引き続き支援に取り組みますので、ご協力をお願いします。
写真は、支援金お渡しと、のり工場見学