沖縄でまた、女性が米兵にレイプされる事件が起きました。住宅地を歩いているだけで米兵に襲われたのです。本当に許せない!怒りが煮えたぎってきます。
事件が起きるたびに綱紀粛正だとか教育の徹底などと言い、“怒りの嵐”を首をすくめてやりすごし、ほとぼりが冷めれば何事もなかったように、この間対応してきた日米政府への怒りは頂点に達しています。沖縄知事を「正気の沙汰ではない」と言わしめるほど重大な問題です。
奇しくも今日(10月18日)の赤旗と東京新聞に、沖縄国際大学教授の前泊博盛さんが、「米兵レイプ事件は、基地があるがゆえに起こる事件であり、その背景にあるのは日米安保、地位協定の存在。基地をなくすという結論にしかならない」と断じています。
「空にはオスプレイ、地上には歩く凶器がいる、県民はどこを歩けばいいのか」と沖縄県女性団体代表の言葉に沖縄の人たちの思いが集約されています。横須賀でも女性が米兵によって殴殺されるなど、大きく報道されないだけであって、基地があるところでは日常茶飯に起きています。
日本では何をしても逃げ切れると思われている、こんなアメリカいいなりの植民地以下の扱いに唯々諾々と従う日本政府(自民党時代もひどかったが、それ以上にアメリカいいなりの民主党政権)に、沖縄の人たちと大きく連帯して、大本にある安保条約なくそうという怒りの輪を大きく大きく広げていきましょう。
今日の学習会でオスプレイがなぜ傍若無人に日本の空を飛べるのか。それは、”日米安保条約―地位協定―航空特例法があるから”の詳しい内容を学習し、怒りの炎はますます燃えたぎります。
学習会で話す澤藤統一郎弁護士